NRD-93Aコントローラー

変更
  2016/07 バージョン1.21
        シリアルポート設定画面に不具合(設定変更しても次回起動時の表示が変わらない)がありましたので修正しました。
  2016/02 TS-2000コントローラーとのリンク設定に変更しました。


Windows7での開発ですが、XP以降で使用できると思います。
解析したプロトコルです。
NRD-93A リモート端子による周波数コントロール
ボーレート  2400bps
データ 7bit
パリティ even
ストップビット 1

コマンド      内容 フォーマット 例
Q          不明("C"が返る)
R          周波数,モード,フィルタの読み出し NNNNNNNFM 005221221 周波数=21225KHz/3KHz/USB
数字(9桁)+CR  周波数,モード,フィルタの設定 NNNNNNNFM 051107012 周波数=7011.5KHz/1KHz/CW

フォーマットの詳細
 Nの値
  (LSB)NNNNNNN(MSB)
 Fの値
  0=0.3KHz 1=1KHz 2=3KHz 3=6KHz 4=AUX
 Mの値
  0=LSB 1=USB 2=CW 3=DSB 4=FSK 5=FAX

コネクタ
P-1308-CEA
2番ピンがTX(NRD-93Aの出力)  TTL-232Rの5番ピン(RXD)を接続
3番ピンがRX(NRD-93Aの入力)  TTL-232Rの4番ピン(TXD)を接続

あまり必要と思われないのですが、メモリに好きな名称を付けられるため、そこそこ使えるかもしれませんね。
興味のある方はダウンロードしていろいろ操作してみてください。
シリアル通信にはRS232C規格は使用できませんので、くれぐれもご注意ください。
5VのTTL-232Rを使用しています。
  http://akizukidenshi.com/catalog/g/gM-05841/
マニュアルを見ながらTX−RX、RX-TXと接続、GNDと3本接続すればOKです。

ダウンロード
 NRD-93Aコントローラー V1.20

質問等は下記へメールください
ja7eif @ gmail.com
@前後の空白を取り除いてください。

インストール&アンインストール
 適当なフォルダーを生成してその中に解凍します。
 レジストリーは使用しませんので、アンインストールは削除するだけです。
 プログラムの使用は自己責任でお願いします。

起動
 解凍して出来たファイルnrd93_controller.exeをダブルクリックします。

設定
 パネルをマウスで右クリックすると下記のように設定メニュが現れます。



シリアルポートの設定

COMポートを使用するポートに合わせてください。

メモリーの編集

メモリの内容を編集できます。

スキャン・データ編集

アマチュアバンドを登録してありますが、自由に編集できます。

メモリースキャン編集

インポートボタンは、メモリーに登録されているデータを選択してコピーします。
チェックマークをはずすと、スキャン時に飛ばします。

マウスホイール反転
周波数のUP/DOWNの方向を逆にします。


"SET"ボタンを押すといわゆる"設定"モードになり、PCからNRD-93をコントロールすることが出来ます。
周波数表示上でホイールを回すと周波数を可変できます。


"TRCV"ボタンはTS-2000との連携用です。
製作中のデジタルPSN送信機とトランシーブ動作に使用する予定なのですが、とりあえずTS-2000と同期できるようになっています。
モードが3種類あり、NRD93_controller.iniで変更できます。
上記ファイルをメモ帳で開いて
[NRD93]
Left=0
Top=0
MODE=0
BANDWIDTH=2
FREQUENCY=7021000
SCAN PERIOD=3
MEMORY=7.147 LSB
SCAN=7MHz LSB
MSCAN=001:ローカル
WHEEL=1
[TRCV]
TYPE=2 ←これを変更する

TYPE=0にすると非表示になります。
TYPE=1にするとモーメンタリー動作のボタンになります。
TYPE=2にするとオルタネート動作のボタンになります。