バグキーの接点にリードスイッチを使う

ハイモンド BK-100の改造はこちら

先日バイブロプレックスのバグキーにマグネットリレーを装着したのを見ました。
思い返せば、真空管時代はカソード・キーイングしていたので、接点が鋭角に凹凸になり、時々ヤスリ掛けしていました。
今は低電圧・低電流なので、接点の損傷は無くなりましたが、ごみが付着してQSO中に接点を拭くことがあります。
マグネットリレー式にしたいと思っても、あの自作パーツはかなりの労力を費やしているので簡単には手に入りません。
金属加工はできないので、いつものお手軽改造を考えました。
改造といっても、すぐ元に戻せるオプションみたいなものです。

部品ははmarutsuから[リードスイッチSSS]、[ネオジム磁石外径8mmx穴径4mmx厚5mm]を買いました。
この磁石はバイブロのシャフトにぴったり入り、接点を支えているパーツにくっつくので、重りを外して入れるだけです。
リードスイッチは0.2mmの銅箔を凹の形にはさみで切って半田付けし、接点調整ねじに差して固定ナットで締め付けます。
反対側のリード端子は1mmのすずメッキ線に半田付けして、メッキ線は同じように凹の銅箔に半田付けしてグランド端子に挟み込みます。
超簡単!
しかし、製作は超簡単でも調整は結構大変でした^^;
が、なかなか具合がよろしいので気に入っています。

ハイモンド BK-100の改造

部品ははmarutsuから[リードスイッチSSS]、[ネオジム角型磁石10mmx10mmx3mm M3]を買いました。
真空管のリグに使用できるように100V耐圧の[リードスイッチSS]を付けて見ましたが、スイッチングが遅く動作しませんでした。



改造前の波形(キーダウン時のチャタリングが激しい)


キーダウン後接点が落ち着くまで10ms程度かかります。


改造後(チャタリングは無くなった)