World Air Expo in Chongju(韓国 清洲)が1999年5月17日から23日まで開かれました。
プレステージを含めると15日から23日迄の長期間。招待を受け、日本から5機参加して展示およびデモフライトを行いました。右からMooney M20E(JA3702)、Maule Comet(N666JA)、AeroSubaru FA200(JA3765)、Grob G109B(JA09AW)、AMERICAN CHAMPION 8KCAB(N33RY)。
After Demo Flight at Chongju5月15日11時、広島空港に5機集合して、税関、出国手続きを行い、13時に次々と離陸。
私の機体(JA3702)は下記のスケジュールでした。
FLIGHT PLAN JAPAN TO KOREA (JST)
DEP AIRPORT | ATD | DEST AIRPORT | ATA |
RJSC(YAMAGATA) | 5/14 14:55 | ZZZZ(HONDA) | 5/14 16:10 |
ZZZZ(HONDA) | 5/14 17:50 | RJBH(HIROSHIMA-NISHI) | 5/14 20:40 |
RJBH(HIROSHIMA-NISHI) | 5/15 08:47 | RJOA(HIROSHIMA) | 5/15 09:04 |
RJOA(HIROSHIMA) | 5/15 13:04 | RKPK(KIMHAE/PUSAN) | 5/15 14:47 |
RKPK(KIMHAE/PUSAN) | 5/15 16:57 | RKTU(CHONGJU) | 5/15 17:54 |
出発前のブリーフィング(広島空港) | 着陸後の歓迎式典(CHONGJU空港) |
テレビカメラに向かって記念撮影(CHONGJU空港) | 花束、インタビュー、歓迎の辞(CHONGJU空港) |
帰国はCHONGJUでCIQを通過して、追い風に乗ってダイレクトに広島に戻りました。
18日にMaule Comet(N666JA)、20日にAeroSubaru FA200(JA3765)、21日にGrob G109B(JA09AW)・AMERICAN CHAMPION 8KCAB(N33RY)・Mooney M20E(JA3702)の3機がそれぞれ帰国。
DEP AIRPORT | ATD | DEST AIRPORT | ATA |
RKTU(CHONGJU) | 5/21 09:55 | RJOA(HIROSHIMA) | 5/21 12:15 |
エピソード
ハンドリング会社なしの思考錯誤の手続き、事情のよく分からない韓国での緊張みなぎるフライトでした。
レーダーサイトから韓国語で質問がきたり、エンルートの天候がよく把握できず前線を通過せざるを得なかったり、全機無事着陸した時には嬉しさがこみ上げて来ました。
国内の手続きで、広島空港の小型機に対する対応の悪さ、印鑑を持たないといけない面倒な税関(外国国籍のロバートさんやステーガーさんはサインでOK、日本人は印鑑が必要なのだそうな)、各役所間のつながりのなさ(帰国着陸しても他の部署に連絡してくれないので、エプロンから携帯電話で検疫・入管・税関に連絡しなければならない)、行政のサービスの悪さにうんざりしました。
韓国では指定した時間にお役人がわざわざ出張して来てくれて、いやな顔一つせず手続きを行ってくれました。
また、韓国スタッフのこまごまとした気使いには大変感謝しております。大変歓迎していただきました。ありがとう。